宮崎病院

第15回 院内研究発表会

第15回 院内研究発表会

2022年12月8日、毎年恒例「院内研究発表会」を開催しました。
院内研究発表会とは各部署の日々の業務への取り組みを研究し発表する恒例行事です。今年は各部署より6演題が発表されました。
どの発表も興味深いものであり、治療が必要な患者の早期発見につなげる取り組みや、コスト削減やスタッフ育成の取り組み、コロナ禍におけるケアについて研究した成果等について発表がおこなわれました。
また、今回は『理事長賞』として、看護部発表の「COVID-19感染隔離における褥瘡ケアを体験して」が表彰されました。
これは今年2月・9月にCOVID-19感染症の院内クラスターを経験した際の褥瘡ケアの経過を追ったもので、隔離環境の中でも「褥瘡ステージⅠの早期発見と悪化させない取り組み」として実施したケア内容の事例報告でした。
たとえ隔離環境にてであっても、患者さまの為に、また充分な医療を提供できるよう考え、状況に合わせたプランを実行していることをあらためて知ることができ、大変良い機会となりました。
これからもこの取り組みを続け、他職種間で情報を共有し業務の円滑化、連携の強化をはかり、より患者さまに満足いただける病院づくりを目指していきたいと思います。


【演題プログラム】

1.超音波検査によるVA機能評価の取り組み

医局 腎臓内科医師

2.自院での透析用患者監視装置のオーバーホール実施の取り組み

臨床工学室 臨床工学技士

透析カンファレンスから栄養指導の実施に至った1症例

栄養室 管理栄養士

4.医療連携において地域の医療機関から求められる当院の役割

地域医療連携室 医療ソーシャルワーカー

5.COVIDー19感染隔離における褥瘡ケアを体験して

看護部(B2F病棟) 看護師

6.タブレットを用いたコロナ陽性患者に対するリハビリテーション

総合リハビリ 作業療法士